ラクティス Luxeon K2 ポジション球作成

画像/コメント提供:モデツアラー様


コンセプト
1.T10型バルブ形状で、明るいLEDポジション球を作成する。
2.ヒートシンク容量を車載出来る最大限に取り、
 放熱対策も考慮してハイパワーLEDの長寿命化を図る。
3.リフレクタ反射を重視しながら、インパクトがある光量を目指す。

使用LEDは、Luxeon K2 Cool Whiteを選択し、
直視方向に1灯、リフレクタ反射方向に1灯の2灯仕様にしています。


LEDヒートシンクは、アルミの削り出し。
LED取り付け台座部分、ソケット部分、BOX形状部分の3構成で、
止めネジにはアルミヘキサゴンボルトを使用しています。
電流制御は、しまりす堂さんの1000mA可変定電流kitを使い、ALケース内に入れました。

今回のハイライトは、LEDヒートシンクにヒートパイプとDCファンを内蔵し、
ヒートシンクが高温になるのを抑制させ、素子の負担を軽減させる事です。



12v 800mAでの、60分テストドライブをしました。
LEDヒートシンクから発する温度は、
LED設置近接部で74℃、放熱側のBOX形状部で72℃となり、少し高めな温度になりましたが、
K2を2個使用しているにも関わらず、点灯後5分程から温度上昇が測定数値に安定していましたし、
動作保証温度150℃に対して半分程度なので、特に問題無さそうです(^^)


実装画像です。

裏側は、ソケット面に角度が付いている事と、
スペース的にシビアな位置でしたので、形状を決めるのに難儀しましたが何とか収まりました(^^;;
レンズ側から見ると、直視方向とリフレクタ方向にLEDを配置しているのが分るかと思います。






このポジション球の実力は、
なんと言っても日中の点灯状態に尽きるかと思います(^^)
光量・配光が認識しやすい様、正面の直視光を避け、
昼・夜共、側面方向から撮影しています。



電流値は、テストドライブと同様の800mAに設定していますが、
昼間なのに、リフレクタ全周に拡散しているのが認識出来る光量を発します♪
LEDは日中での視認性が劣りやすいのですが、
このLuxeon K2・2灯仕様では、その様な事は微塵も感じさせません。
ですので夜間撮影では、ポジション球の明るさ領域を超えてしまっている感が強いです(^^ゞ



今回は、DCファンやヒートパイプを内蔵した事で、防滴も可能、
放熱補助機能が付いていながらコンパクト化もクリア出来、
2灯化によって、800mA程度でも光量的にも満足いく物が出来ました(^^♪



モデツアラー様は、今までもMRワゴンウィンカー レクサスIS ポジション サイドウィンカー と
公開させていただいておりましたが、今回の作品も緻密・完璧ですね!!
ヒートパイプ使用、というのがトピックだと思いますが、
この配光でこの光量のものを仕上げるところがすばらしいと思います。脱帽ですね。



ありがとうございました!!

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