模型用信号機のLED化
画像・コメント(太字部分)提供/yuutarou様
2008年6月に作成した「道路信号機自動点滅ユニット」で、
光らせる模型用信号機のLED化の依頼が入りました♪
まずは、完成の写真です。
信号機の頭の部分は最初から自作してどうにか信号機らしくなりました。
裏側はバンパーパテを盛ってこれでも必死に仕上げました。
使用したLEDについての問い合わせがありましたが、使用したのは、
白チップLED(SHD-MTC3020WH1)と、
赤チップLED(SHD-MTC3020RD1)と、
青チップLED(SHD-MTC3020BL1)の3種類のみです。
信号機の「黄色」を表現するのに、白チップLEDに着色をしました。
模型用の信号機と言って、依頼者から渡されたのはNゲージ用のもの。
今まで、Nゲージは小さくて加工が難しいからと断ってきましたが、
今回は駄目もとでチャレンジしてみることにしました。
信号機を組み立ててLEDの光を通すための穴あけをしましたが、
サイズが小さいこともあってご覧の通り大失敗です・・・・・・・
そこで、信号機の頭の部分を最初から作ってみることにしました。
透明の薄いアクリル板を塗装して、貫通しないギリギリの位置まで
穴あけ加工をして信号機のレンズと本体を表現してみました。
ちゃんと光も丸く透過することも確認できました。
何度も失敗しましたが、サイズが小さいこともあって、
切れっ端だけで間に合いました。
信号機の黄色は白チップLEDに色を塗りました。
完全な黄色を表現するために、爪楊枝でツンツンと
塗料を落とす感じで3度塗りしました。
乾燥しては塗っての繰り返しで職人さんになった気分です。
このLEDは光量があるので、厚化粧したって大丈夫。
鮮やかなレモン色LEDに変身です。
黄チップLED(SHD-MTC3020YE1)もありますが、
どちらかというと橙色に近い黄色なので使用しませんでした。
それらのLEDを加工したアクリル板に接着して配線もして、
周囲を信号機の形状に切り取ってヤスリで仕上げれば、
立派な信号機の頭の完成です。
それらを点滅ユニットに接続して点灯の様子の確認をしました。
それぞれの色が点灯している様子です。
赤と青がまだまだ明る過ぎたので線の途中に抵抗を入れて調整をしました。
自分でもこんなに上手くいくとは思ってませんでした。
今後はNゲージ模型の依頼も引き受けるようにしました。
信号機ができれば、車両も建物も大丈夫でしょう。
肝心な依頼者本人の模型作成の進み具合は、
まだ始めたばかりのようです。
どのようなジオラマができるのかが楽しみです。
LEDは信号機と相性がいいですが、
こうやってジオラマに活用するのは細かい作業の連続ですよね〜
実際にここまで作られるのは容易でない道のりがあったと思いますが、
いつも通り、綺麗に仕上げられて感心しております〜!!
ありがとうございました!
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