LED点灯集中コントロール回路

画像・コメント(太字部分)提供/yuutarou様



ウインカー(ハザード)を点滅させているのがこの「ポン付けICウインカリレー」です。
左から基板表面、裏面、ケースに入れた状態で、バイクのサイトの方からパーツを
郵送してもらい、そのサイトの回路図を見て作成しました。
純正リレーの基板サイズに収めるのに苦労しました!
ウインカリレーの場所はカーステレオの裏にあり、苦労することからポン付けにしました。


純正のカーオーディオです。
灰皿の下に小物入れがついてますが、このクルマを購入してからずっと、
「こんな意味のないもの」と思ってましたが、今回、このスペースに集中コントロール回路を
内臓することにしました。意味のあるものにしましょう!


と、いうことで作成したのがこれ。
写真の左側が表面、右が裏面です。
表面左から、ヘッドライト調光回路、フォグライト調光回路、リアテール調光回路となっています。
各回路には、ON動作とOFF動作のFETをそれぞれ独立して儲けました。
電気信号を検出して、電気を流す回路と、
遮断する回路をも組み合わせることで色々なことができるようになりました。
(色々なサイトで部分的に真似をして、それらを組み合わせただけですが・・・・・・・・・・・・・)
ヘッドとフォグは、エンジンルーム側に主回路を設けて、
1回路あたり100Wバルブまで対応するようにします。
(ヘッドはロー側のみ減光。ハイ側はそのまま直結。スイッチがスモール時以外は減光機能キャンセル。
フォグはスイッチON時のみ自由自在に調光可能としました。)
リア減光回路は、そのまま直結してあります。
(リア減光は夜間のみ。バックバルブの昼間減光機能は省略しました。)
要するに、メーター類のイルミ電源を検出して、この回路が機能するということです。

スイッチ類は、色別で分けました。運転操作に支障しないように配慮したんです。
青スイッチがデイライトで、下で消灯・中央で点灯・上で点滅です。
白スイッチがヘッドで、下で消灯・中央でスモール並明・上で設定値です。
黄スイッチがフォグで、下で点灯・中央でスモール並明・上で設定値です。
赤スイッチがリアで、下で電球並常減光・中央で設定値(夜間のみ減光)・上で減光なしです。

好きな明るさに調整するには、基板につけたボリュームで調整しといて、
走行時はスイッチで「ポン!」という感じです。
また、車検時には、スイッチを下に、目立ちたい時は、スイッチを上にすればOKというように、
操作性にも配慮しました。
これで、市販品の不満がここで解消することができたので大満足です。
(友達が運転中にヘッドの調光ツマミをいじってて危なっかしい場面もありましたので。)



左がクリアシートに印刷したパネル文字と型紙で、基板は夜間モードで点灯中であります。
右上がクリアアクリルに貼り付けして切り出したもので、光が透過しているのが分かります。
右下が乳白色アクリルを重ねて、取付用金具を固定して、穴あけ加工をしたものですが、

金具とネジが文字の上にかかってしまい、失敗ですが、スペースの関係上変更できないので、
このまま作業を進めます。(悲)


上が基板を取付したものですが、機能を欲張ったせいか、全く余裕がありません。
中央がパネルにスイッチ類を取付した状態ですが、パネルを閉じることができなかったので、
フォグとストップのスイッチの位置を逆にして、対処しました。
パネルの文字とスイッチが一致しないので、誤操作に注意しなくてはなりません。(笑)

下がパネルを取付した状態です。表のクリアアクリルで、高級感を出しているつもりです。



スモーカーということで、灰皿の照明に、こだわってみました。
左が作成したLEDで、青矢印が灰皿、赤矢印がライターを照らすようにしました。
中央は、そのLEDをアクリル板に固定したもの。この微妙な角度がポイントで、
それを接着剤で固定したのが右になります。



元通りに組立てしたのが左になります。
右上は昼間モード、右下が夜間モードになります。
3つの表示用LEDも付けました。
赤は、ストップライトの減光が機能してないときに点灯、
黄は、ヘッドとフォグライトの明るさが設定値のときに点灯、
緑は、ディライトが点灯または点滅しているときに同じ光り方をします。



では、スモーカーの「こだわり」を見てください。
左が室内の蛍光灯を点灯、右が消灯して撮影したものです。
ライターが赤、灰皿が青、純正にはない「こだわり」の演出です。
制御回路のスイッチ類のイルミも、明るい部分と暗い部分ができてしまったけれど、
これは、中の電線類や金具やネジが光を邪魔しているせいです。
夜間でもスイッチの位置が確認でき、役割を果たしているのでこれでOKとしましょう。

FluxLED(スイッチ照明)と砲弾型LED(灰皿)の光の広がり方を上手く利用すると、
色々な用途に、使うことができ、便利です。勉強になりました。


最大の悩みを解決できましたので、あとは楽しみが残っています。
レンズにLEDを埋め込んで、車両に取付するだけです。
今回の、FET回路を応用して、コーナリングライト機能を付けます。
リアのテールとブレーキをフロントのスモールに応用すれば大丈夫です。
電球色LEDと白色LEDを組み合わせて、上手くレンズに光を当てると、
青白く見えないことを発見しちゃいました。
明るさは十分確保できました。
目が痛いくらい明るいです。

ここまで見せられたらもう何も言うことはないです。
・・・yuutarou様のシリーズはこれで完結です・・・

と、ならないところがまた凄いんです。
まだまだ続きます。ご期待下さい!!

今回も素晴らしい画像&コメント、ありがとうございました!!

戻る