トヨタ カルディナGT-FOUR LED化
画像・コメント(太字部分)提供/HM様
お世話になります。昨年より何度か購入させていただいておりますHMです。
このたび、ようやく満足できるフルLEDが完了しましたので投稿いたします。コンセプトは
@ 車検対応とする
A 不具合が生じた場合すぐにノーマルに戻せる(ポン付け)ことです。
このことは限られたスペースにできるだけ高密度にLEDを配置せざるを得ない結果となり、
基盤はスペース効率の妨げになることからウェッジベース以外使用しておりません。
ホットボンドも熱によって溶ける恐れがあることから使用せずセメダインスーパーX2を使用しております。
また、パワーLEDも定電流回路の必要性から断念しました。
最初のころはLEDの拡散加工の精度の問題やハンダ付け不良による接触不良、
高密度配置によるLEDのショート等困難の連続でしたが、何とか克服しました。
既に昨年秋に現在よりももう少し暗い仕様で何の問題もなくディーラー車検をパスしております。
また、LED化によりブレーキやウインカーの応答速度向上による安全性の向上、
ポジション・ナンバー・バックランプが純白になったことによるドレスアップ効果だけでなく、
消費電力が100W以上軽減(ウインカーリレーはIC化で対応)されたことにより
燃費やオーディオの面で好影響が出ており大満足の結果となっております。
なお、投稿にありませんが、インテリアもフルLED化を完了しています。機会があればまた投稿させていただきます。
@テールストップランプ
LUMILEDS FLUX LED RED-ORENGEを32個使用しております。
当初は24個仕様でしたが、純正バルブに明るさで負けていたため、
24→28→32個とバージョンアップしており、ようやく純正バルブと同等の明るさになりました。
なお、車検は28個仕様でパスしました。ダブルのウェッジ球です。
カルディナのストップランプはバルブの正面をウインカーが覆っているため
直接光が利用できない構造となっており、バルブの高さ制限も厳しいことから補助板をつけることで対応し、
昼間でも何の問題ない明るさを確保しました。
Aテールランプ
LUMILEDS FLUX LED RED-ORENGEを4個使用しております。
取り付け孔が極めて小さいためこのような形で何とか装着できるようにしました。
拡散性は問題なしです。ただし、テールストップランプの明るさとのバランス取りが大変難しく、
抵抗値を何回か試行錯誤しながら決定しました。
Bフロントターンランプ
1〜3段目にSANDER 5MP3TYを28個(2〜3段目拡散加工16個)、
4〜5段目にLUMILEDS FLUX LED アンバーを12個、
6段目にKingbright FLUX LED(旧型)を6個使用したLED46個仕様です。
アンバーはレッドに比べLEDの明るさが暗いため明るさの確保に一番苦労しました。
また、ウインカーレンズの形状の関係上、できるだけリフレクターを利用する必要があるため
かなり拡散性を重視した設計となっております。
当初は34個仕様でしたが、純正バルブに明るさで負けていたため、
34→40→46個とバージョンアップしており、ようやく純正バルブと同等の明るさになりました。
なお、車検は40個仕様でパスしました。
夜間は当然ですが、昼間でも視認性は確保されております。また、非点灯時はステルス化しました。
Cリアターンランプ
1〜5段目にSANDER 5MP3TYを36個(4〜5段目拡散加工16個)、
6段目にKingbright FLUX LED(旧型)を6個使用したLED42個仕様です。
アンバーはレッドに比べLEDの明るさが暗いため明るさの確保に一番苦労しました。
また、ウインカーレンズの形状の関係上、リフレクター反射をあまり利用する必要がないため
直接光を重視した設計となっております。
当初は32個仕様でしたが、純正バルブに明るさで負けていたため、
32→40→42個とバージョンアップしており、ようやく純正バルブと同等の明るさになりました。
なお、車検は40個仕様でパスしました。
夜間は当然ですが、昼間でも視認性は確保されております。
長い期間、全て拡散仕様のLED40個仕様のバルブを使用しておりましたが、
遠方の視認性が劣るため現在の直接光を重視した仕様に改良しております。
Dサイドターンランプ
SANDER 5MP3TYを12個(全て拡散加工)使用しております。
装着スペースが極めて小さく、LEDを極限まで拡散加工して対応しました。
明るさは純正バルブを完全に超えています。
当初はKingbright FLUX LED(旧型)を6個使用した仕様でしたが、
いまいち暗いため、現在の仕様になっています。
ウインカーレンズの形状の関係上、リフレクター反射を最大限に重視した設計となっております。
特筆できることはほぼ真横の角度でも昼間にしっかり視認できることです。
Eポジションランプ
日亜化学NSPW500CSを12個(8個拡散加工)使用しております。
装着スペースは割りとあるのであまりコンパクトにはしていません。白いものは拡散用キャップです。
明るさは純正バルブを完全に超えています。
当初は車検対応の市販品を使用しておりましたが、
明るさに満足できず現在の仕様になっています。
なお、作成当初は拡散キャップ未装着でおりましたが、
明るすぎて対向車キラーになっており、危険と判断したためキャップをやむを得ず装着しました。
Fバックランプ
日亜化学NSPW500CSを15個(全て拡散加工)使用しております。
T20ではなくT13というバルブの関係上装着スペースが極めて小さく、
限られたスペース内に直接光用9個、リフレクター反射用6個を配置し、
極限まで拡散加工しコンパクトに設計しました。
明るさは純正バルブに負けています。ただし、これで車検はパスしていますし、
これ以上ポン付けでLEDを増やすのは不可能なためこれで良しとしています。
Gナンバーランプ
日亜化学NSPW500CSを3個使用しております。作成は5分でできました。
このままで直接ナンバープレートを効率よく照らすので問題なしです。
またまた大作のLED化レポートです!!
ここまで集積するのは、本当に沢山の試行錯誤があったのだろう・・・ということは
容易に想像つきますね。頭が下がります。
やはり何事もトライしていくとここまで明るいものができていく、という好例かと。
文章内にもDIY心をくすぐる文言が沢山ちりばめられてるので、
触発される方も多いのでは?
私が一番感心したのは、「ナンバー灯は5分でできた」というくだりです。
すでにプロですね!!
ありがとうございました〜!!
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